2016年6月16日 (木)

良い旅を!さあ、フランスへ

今年も横浜フランス月間のシーズンがやってきました
ミクニヨコハマも特別メニューを創って参加しています

その名も“ツール・ド・フランス コース”

シェフ瀬戸によるフランスの各地方の郷土料理の特色をイメージした料理の数々をお楽しみいただき、フランスを旅した気分になっていただけると幸いです

(ふた月にわたるので、メニューが途中で変わりますが)メニューの一部をご紹介いたしますm(_ _)m

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彩りもにぎやかな前菜は、“初カツオのニース風”
南仏は海の幸も大地の恵も豊富なんだとか
ワインが進みそうな一皿ですね

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鮮魚と地元の名産・高座ベーコンを合わせた一品
きのこ??とシェフに聞くと「ジロール茸は初夏の代表的な食材だよ」と。
軽やかな味わいながらもベーコンときのこのうま味が美味しさを増しますね

この他にも、人気の季節野菜のスープやメインディッシュの牛肉を使ったお料理などのコースになります。ぜひ、この機会にミクニ ヨコハマへお越しくださいませ
スタッフ一同、お待ちしておりますm(_ _)m

“横浜フランス月間スペシャルメニュー”はこちらで紹介しています!


【ご予約・お問い合わせ】
ミクニ ヨコハマ(スカイビル29階)
Tel.045-442-0430

オフィシャルサイト

2016年3月 4日 (金)

春の畑をお皿のうえに。

待ってました〜
春のコースができたとシェフからのお達し

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とってもかっこ良い料理が出来上がりましたが、はて、これはどんな料理でしょうか?

「春は野菜にインパクトがでるから、春の畑をイメージした前菜を創ったよ」

とシェフ。なるほど、春には苦みのある野菜が出てきますね冬の間眠っていた体に、苦みのインパクトで春の目覚めを与える・・・なんて話も聞きますw(゚o゚)w

こちらの前菜は“春野菜のテクリネゾン、サーモンのコンフィとラヴィゴットを添えて”というメニューです

ラヴィゴット・・・フランス料理では度々聞く機会のあるものですが、ラグビーボール型にくり抜いて添えてあるのが、瀬戸風ラヴィゴットです

シェフによると「フランスでは古くからある基本のソースで、本当はもっとトロリとしたソースなんだけど、一緒に“食べる”イメージにしたくて」このスタイルになりました

エシャロットやコルニション、ケッパー、ビネガー、オリーブオイルからなるラヴィゴット。爽やかで気分も軽く、春を感じるお料理になりそうですね

「一緒に混ぜて食べてください!野菜が主役の一皿になります」とシェフ

この料理には関係ない話ですが・・・
フランスでは、余ったポトフを次の日に食べるとき、ラヴィゴットのソースをつけて食べるのが楽しみなんだとか。わざわざ、まかないに作って出すこともある、通な食べ方のようです。確かに、美味しそう・・・ へぇ〜〜〜っと思った小話でしたm(_ _)m

 

長くなりましたが、シェフ一押しの前菜は「シェフ瀬戸による春のフルコースディナー」でご用意しています。(ランチコースもございます)ぜひ、ご賞味くださいませ


“シェフ瀬戸による春のフルコースディナー”はこちらで紹介しています!

 

 

【ご予約・お問い合わせ】
ミクニ ヨコハマ(スカイビル29階)
Tel.045-442-0430

オフィシャルサイト

2015年11月24日 (火)

シェフのひそかな決意?!

実は、、、今月はミクニ ヨコハマがリニューアルして8周年を迎える記念月です
ちょうど暮れにさしかかる晩秋の頃にピカピカのレストランに生まれ変わったのですね。ヨコハマのベイエリアとみなとみらいエリアに面した壁は、全面に大きな窓があるので、ディナータイムに夜景をのぞき込むと吸い込まれてしまいそうで、たまに足がすくみます

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さて、この節目にあらためて、料理長の瀬戸を紹介いたします!

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若いのに、だいぶマニアックなシェフは、最初、東京竹橋にある東京国立近代美術館の「ラー・エ・ミクニ」というレストランの料理長をしていました。オーナーの三國シェフからは、美術館内という立地から「アートに!アートに表現してね!」と指令を受けて、日々切磋琢磨していたそうです
その経験から、「フランス料理の基本は古典!古典料理や地方料理が大好き」というシェフの信念の中に「表現力も大切」というキーワードがプラスされたとかされないとか

今では、こんな風に言っています。

「8周年・・・。8はヨコにすると無限大。食材の美味しさを無限大に引き出せる料理人を目指して、日々精進していこう」

ヨコハマの地元食材はもちろん、世界中が注目している「和」の食材や、旬の味覚もふんだんに取り入れた料理の数々を楽しんでいただきたい!
そんな想いを込めて、シェフ筆頭にスタッフ一同、取り組んでまいります。

そして、もう11月も、あと僅かですが、11月中に“リニューアル8周年記念メニュー”をご注文いただくと、乾杯ドリンクをプレゼントしていますぜひ、この機会にご利用くださいませ!

 

“リニューアル8周年記念メニュー”はこちらで紹介しています!

 

 

【ご予約・お問い合わせ】
ミクニ ヨコハマ(スカイビル29階)
Tel.045-442-0430

オフィシャルサイト

2015年11月13日 (金)

潤い必要ですね!

雨が止んだら、急に冷えてきましたね。
しかも、湿度計がだいぶ低い数字を表示してます・・・
瀬戸シェフも「やっぱ乾燥気になってくるね」と。

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そこで、レストランとしてもイチオシしたいのが、
11月からスタートした“潤い”をテーマにしたメニューです!

管理栄養士さん曰く「旬のものを食べていれば大丈夫」

でも、せっかくなら、食材のことも知っておきたいと
シェフがアドバイスを求めてレクチャーを受けました。
それで出来上がったのが『秋からうれしい潤いメニュー』です

シェフのおすすめは、秋鮭といくらの“はらこ飯”!

こちらは、故郷の宮城県の郷土料理なんだとか。
「えぇ〜!はらこ飯ってフレンチに仕上がるんですか?」とびっくり!
しかし、フレンチの古典料理にも似た調理法があるそうで・・・
サーモンクリビアックという、サーモンとお米を使った料理。
あまり聞いたことないですね。
さすが、シェフってマニアック

もちろん、管理栄養士さんから食材チョイスでご指摘が!

「いくらのビタミンBにはお肌の新陳代謝アップが期待できて良いです!
 さらに、海藻のミネラルにも同じ効果が期待できますけど、、、
 海藻も、使いません??」と。

新陳代謝が上がると新しい皮膚が作られるので、外からの刺激に強くなり、結果、肌の潤いも守ることになるんだとか

他にも、血流改善や肌のターンオーバーの促進、抗酸化作用などなど、
食材のもっているパワーって、すごいですね。

大地の恵み、海の幸、山の幸、ありがたく頂きましょう

 

“秋からうれしい潤いメニュー”はこちらでご紹介しています。

 

 

【ご予約・お問い合わせ】
ミクニ ヨコハマ(スカイビル29階)
Tel.045-442-0430

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2011年7月21日 (木)

ペパー警部が味の決め手です。(ミクニヨコハマ)

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以前紹介させていただいたアップルミントに引き続き、

今回は、

ペパ~けいぶぅ~よぉ~♪

ペパーミントです。

・・・

・・・・・・・・・

若い方には通じませんね、すいません。ピンクレディーさんの歌であったんですよ~

木所さんのお宅では、アップルミントに続き、

ペパーミントも沢山育ちました。

ふくよかさのあるアップルミントに比べて、

ペパーミントの方が、すきっとした清涼感があって、

その香りはまさしく

ザ・ミントといわんばかりの風格を漂わせています!!

カクテルベースにも秀逸で、

チョコレート系(ウチにはないです)のリキュールや

モン・ライムなどとの相性もばっちりです。

とまあ、

一般的には飲み物の類を連想させるのがミントなのですが、

難波シェフが今回用いたのは、

子羊を使った肉料理。

題して

「子羊背肉のベーコン巻き ペパーミントとリヴェーシュの香り」

読んだ感じからは、どんな料理か想像し難いですよね。

今日はその秘密をちょっぴりご紹介!!

まず、ベーコン巻きという部分ですが、

読んだままだと、お肉をベーコンで巻いて焼いた

シンプルなものを想像されると思いますが、

実はベーコンとお肉の間にもう一つの層があるんです。

鳥のミンチにチョリソーをあわせた物なのですが、

その中にペパー警部が張り込み中!!

きざんだペパーミントも一緒に入っているのです。

そして、トップにコーティングされた衣の中にもペパーミントが入っています。

口の中に入れた途端・・・

くせのあるはずの子羊が、すごく食べやすいお肉に変身!!

あなたの味覚を丸ごと逮捕しちゃいます。

普通の子羊に飽きた方や、

子羊はどうも臭みがあって敬遠しがちな方

是非、難波シェフとペパー警部のコラボレーションをお楽しみ下さい。

ここからは余談・・・・・

最近は、私こと「ヨコハマ太郎」が

シェフ手積みのペパーミントでオリジナルのミントシロップを作っております。

本当に少量しかつくれないので、ご興味のある方は声をおかけ下さい。

裏メニューのシェフレモンリッキーをおつくり致します。

宮古島のお塩を一つまみ入れたミントのカクテルです。

熱い夏の体に清涼感と水分補給をどうぞ。

品切れの際は、ご容赦を・・・・・・!!

2011年5月17日 (火)

今だけのフレッシュな味わいです♪

皆さま、こんにちは。久々に花子です

5月も半ば、木々の緑も段々に濃く力強く伸びていますね

さて、前回・前々回と太郎さんがご紹介したように、春になってから足繁く畑へ通うシェフ

毎回、お土産どっさりです。

お野菜やらお花やらハーブやら、何かよく分からないものやら…

ここ最近の常連さんはこちら ↓

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そう、カモミールのお花は今が満開です

他のハーブと同じように店内に飾って皆さまに見ていただいていますが、

もう一つ、ハーブティにしてお食事の最後にお出しできるのも今の季節だけ

乾燥させたものにはないフレッシュで甘やかな優しい香りと味わいです

シェフが畑から摘んできた時だけお作りする限定品ですので

いつでもお飲みいただけるとは限らないのですが…

運良くめぐり会えましたら、ぜひぜひ今だけの旬をお楽しみくださいね

2011年3月26日 (土)

震災復興のために出来ること 「みんな元気に!」キャンペーン ミクニヨコハマ

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未曾有の大震災から2週間の月日が経ちました。

早かったと言うのも、長かったというのもまったく違い、

経験したことの無い時間がそこには流れていたような気がします。

被害に遭われた方がたのことを思うたび言葉を失いますが、

とにかく、心からのご冥福をお祈りいたします。

そして、懸命の復旧作業が進んでいる最中でございますが、

まだまだ平穏とは程遠い生活を強いられている被災者の方々には

一日も早い復興と、一人でも多くの方の元気が取り戻されることを

心より願っております。

当ミクニグループとしても、社を上げて出来ることを全てやろうと取り組んでいます。

店舗の売上の一部を寄付することも決まっており、

全店舗で募金活動も行なっております。

ただ、我々はレストランであり

もっと出来ることがあるんじゃないかという事で、

当社社長、三國清三の発案による一つのプロジェクトが動き出しました。

その名も「みんな元気に!」キャンペーンです。

今、元気な人は、もっと、いっぱい元気になって、
元気な人たちが中心となって、経済も元気にしていきたい。
これが、復興を促進できると 私は信じています。    〈三國清三〉

このキャンペーンは、かつてアメリカで発生した災害時に

ニューヨーク市長の呼びかけによって、地域のレストランが実施した

復興プロジェクトの考え方を元に三國が提案するものです。

■みんな元気に!メニュー「ミクニ ヨコハマ」(横浜スカイビル29階)

・ランチメニュー ¥3,000(税込)/前菜*メイン*デザート*コーヒー

・ディナーメニュー ¥5,000(税込サ別)/アミューズ*前菜*スープ*メイン*デザート*コーヒー

 

1)特別プラン「みんな元気に!メニュー」の売上の一部を救援募金に寄付いたします。

ミクニでは、国連WFP協会が実施している「東日本大震災救援募金」に参加しており、
「みんな元気に!メニュー」の売上より一部を寄付いたします。

2)特別価格のメニューをご提供いたします。

このチャリティーにより多くの方々にご参加いただけるように、グループでご利用いただくと、2名様につき1名様分の料金で「みんな元気に!メニュー」をお召し上がりいただけます。

※こちらのプランは2名様よりご注文承ります。
※3名様のご利用は2名様分の料金、5名様のご利用は3名様分の料金でご用意いたします。
※お飲み物と追加注文につきましては対象外となります。

被災者の方々も当然支援が必要なのですが、

その遠隔地域の皆さまもいろいろな心労を抱えて元気を失っているのでは?

そんな時こそ食事をしっかりと取って楽しんで、元気になって!

そして活動して、経済を動かして、

元気な私たちで災害地域の復興を

どんどんバックアップしていければと思うのです。

そういう意味からもこのプランは、

皆さまも元気に、災害地へも元気を届ける

その為に、我々レストランが出来る事なのではないかと思います。

当面、2011年4月28日までの期間限定ではありますが、

ご興味のある方は、是非足をお運び下さい。

尚、システムなど解りづらい部分も多いコースですから、

お気軽にご質問のお電話をいただければ幸いです。

一人でも多くの方の元気を

お分けくださいますよう

心からお願いいたします。

ヨコハマ太郎

・ミクニ オフィシャルHP キャンペーンのご案内

2011年3月15日 (火)

親愛なる皆さまへ

こんにちは

ヨコハマ太郎です。

まず先立ちまして、

この度「東北地方太平洋沖地震」の被害について、

沢山のご心配の声を頂きましたことを

心より御礼申し上げます。

当店の立地は29階という高層であることから、

皆さまから「大丈夫でしたか?」とか

「今後の営業は出来るんですか?」

といった温かい言葉をおかけ頂き、

むしろ、こういった時勢での生活の中で

大変なご負担を強いられているはずの

皆様からのお心使いに、

われわれスタッフ一同、

心を熱くさせて頂きました。

本当に、有難うございました。

まず、ご報告ですが

当店は無事でございまして、本日3月15日より

本格的に営業を再開しております。

昨日も営業予定ではございましたが、

輪番停電と交通機関の影響により、

やむなく休業をさせていただきました。

今回の地震によって痛感したことは、

日常、当たり前に行なっている事が

どれもこれもありがたい事なんだということでした。

おいしいご飯を食べること。

家族で、友人と、恋人と、気の置けない仲間たちと

囲む食卓の尊さ。

そして、

そんなすばらしいことのお手伝いを

日々させていただいていたという事

われわれの仕事は本当に変え難いものなのだと。

そんな想いを新たに致しました。

当面のご予約の問い合わせにつきましては、

お気軽にご連絡をお待ちしております。

何より、皆さまのご無事な声をお聞きできること、

とてもありがたい気持ちでございます。

ご予約を頂いている皆様へ、

こちらからご連絡をさせていただくこともございます。

ご多忙の折とは思いますが、

ご了承の程よろしくお願いいたします。

因みに

当店の入っているスカイビルにおきましても、

節電の営業を行なっておりますので、

正直いっていつものような明るいロビーでお招きすることが出来ませんが

ミクニヨコハマの入り口をくぐっていただいたところからは、

いつも通り・・・・・

いや、いつも以上にゆったりとした時間と

あたたかいお食事とサービスで

皆さまをお待ち申し上げる次第です!!

最後に、

親愛なる皆さまのご無事と

一刻も早い被災地の復興を願います。

2010年10月22日 (金)

今年のボージョレヌーヴォーはとっても貴重!!(ミクニヨコハマ)

皆さまこんにちわ

ハマのノムリエことヨコハマ太郎です。

珍しくワインのことなどを書かせて下さい、

と言うか、皆さまにお知らせがあります。

今年のハマのヌーヴォーは絶対に飲みに来て下さい。

何でかと申しますれば、

本当に貴重なヌーヴォーが入ってくるからなんです。

今年ご用意したヌーヴォーは

ボージョレーの自然派ワインの父とも言える

マルセル・ラピエールのワイン。

このワインのセレクションが終わったあとに、

マルセル・ラピエール氏の訃報が

飛び込んで来たのでした。

過去にも敬愛する造り手さんとの別れが

何度もありましたが、

こんなタイミングでお別れになるとは思いもよらず。

「ヌーヴォー解禁!!」とか

お祭りごとに持ち上げるのはどうなのか?

色々と悩んだのですが、

とにかく大勢の方に楽しんでもらうことが何よりで、

それが僕の仕事でもあるという

当たり前の結論に達したのでした。

葡萄つくりから醸造ビン詰めまで一貫して行う氏のワインには、

言い過ぎではなく、そのぬくもりとパッションが詰まっていて、

抜栓するのがいつも楽しみなワイン。

そんな一本一本との出会いの楽しみを

少しでも多くのみなさんと共有したい!!

少々暑苦しい文章になってしまいましたが、

そんな情熱ワインをご用意させて頂きます。

数もそんなにたくさんないのですが、

期間中は、氏の手がけた数種類のワインを

お楽しみいただけるよう、

グラスワインのラインナップも

ラピエール氏一色にしちゃおうと思います。

マルセル・ラピエール氏をご存知の方も、そうでない方も、

是非、飲みに来て下さい。

例年通り11月の第3木曜日(18日)に解禁予定です

Photo

そして、この場をお借りしてご冥福を祈り、

感謝の意を贈りたいと思います。

2010年8月26日 (木)

E komo mai Mikuni yokohama

Aloha!! ハマの青大将ことヨコハマ太郎です。 夏の暑さは留まることを知らないようで、 まさに Endless Summer 終わらない夏ですね。 そんな季節のさなかにまぎれて、 シェフがこっそりと用意していたお料理がございまして・・・ その名も「hommage ? HAWAII」というお料理達です。 ハワイの食材を取り入れたり、神奈川の食材をハワイアンの 調理方法で仕上げたりしてるんですが、 「実はこれ・・・」と説明されなければハワイアンだと 分からないくらいに、 シェフ難波のテイスト溢れるフレンチに仕上がってるんです。 せっかくのエンドレスサマーですから、 皆様にもそんなハワイの空気を感じていただきたく思い、 そんなお料理達のご紹介をさせて頂きます。 Photo “ポケ” マグロのタルタル ミクニヨコハマスタイル 実際には“アヒ・ポケ”といいます。 アヒはマグロの事でして、 ハワイのスーパーの惣菜売り場でも見かけますし、 フードコートでもりもりのアヒ・ポケとご飯のランチボックスを 食するハワイアンを目にするぐらいに、ハワイの日常食として マグロや鰹などはしたしまれているようです。 とまぁ、写真を見ていただくと、 その日常食とは非なる盛り付けに驚かれると思いますが、 これが難波流のソウルフードです(なんちゃって) 一皿の中にどれだけの要素が入るか試してみているかのような 料理とでも言いましょうか? とにかく言葉で説明するのがもどかしい料理です。 ぜひチョイスしてみて下さい。 Photo_2 天使の海老と中央卸市場から届く鮮魚のキャベツ包み ココナッツカレーソース つづきましてはお魚料理です。 海老と鮮魚の包み蒸しなのですが、 ココナッツ風味のカレーソースなんです。 「え?カレー?フレンチで?」 と思われる方も多いと思いますが、昨今のパリのレストランでは アジアのエスニックなテイストをさりげなく取り入れるお店が けっこうあるようなのです。 難波流の逆輸入テイストとしてのカレーのエッセンスと 南国を代表するココナッツの香りの繊細なコンビネーションが 新鮮な驚きをご提供いたします。 Photo_3 仔羊をハワイ産マカダミアナッツと一緒にベーコンで巻きロースト 木所さんのタイム香るソースで ハワイのお土産品の第一位(ヨコハマ太郎調べ)といえば・・・ マカダミアナッツです!! フレンチの定番食材である子羊とハワイを代表する食材の マカダミアナッツがお皿の上でがっちりタッグを組みました。 子羊をただローストするのではなく、 お肉のミンチとマカダミアナッツのミンチを混ぜたもので巻いて 包み焼きにすることで、ナッツの香ばしい甘味とお肉のうまみが 合わさってくれるのです。 これなら子羊が苦手な方でも召し上がっていただけるのでは? ハワイ産タロイモのチップとともにお楽しみ下さい。 Photo_4 岡山県津山市の白桃をヴェルヴェーヌ風味のゼリー寄せにして ハワイ産のオーガニックハチミツ(オヒアレフア)を使った アイスクリームと、自家製スパイスを練り込んだマドレーヌと一緒に メニュー名が異常に長いわけなのですが・・・(笑) お伝えしたいことが多いとこうなってしまうんですね?。 さてこのメニューの目玉はいっぱい有るんですが、 なんといってもハワイ産のハチミツ「オヒアレフアハニー」です。 オヒアレフアOhia Lehuaとは自生する灌木とその花で、 鮮やかな赤い花をつけます。 ハワイ島の花としても知られ、 キラウエア火山の麓にも咲いているそうです。 そんな花には悲しい伝説があるのです。 火山の女神ペレは 海岸を歩いていた美しい青年オヒアにひとめぼれをしました。 自分の恋人になるように迫るペレに、 「自分にはレフアという大切な恋人がいるので あなたの恋人になることは出来ません」 とペレを拒絶します。 情熱的で気高いペレは、オヒアの反応に激怒し、 その魔法をもって青年を一本の木に変えてしまいました。 いつまでも帰らぬオヒアを想い恋人のレフアは泣き続け、 その涙は雨となり町に毎日降り注ぎ、 とうとう洪水を引き起こすまでになってしまいました。 それを見かねたほかの神々が、 「ペレの魔法を解いてオヒアを人間に戻してはあげられない けれど、せめてオヒアのそばに置いてやろう。」と魔法を使い、 オヒアの木に咲く花へとレフアの姿を変えたのでした。 この植物の名前「オヒアレフア」とは、 この言い伝えからきています。 オヒアの木に咲くレフアの花。姿は変わっても尚 二人は今も変わらず一緒にいるのです。 島では今でもレフアの花を摘むと悲しみの雨が降ると 信じられています。 そんなお花から頂いた貴重ハチミツが このオヒアレフアハニーなんです。 ハチミツの味が本当に濃くって驚きます。 添えられたマドレーヌのスパイスに全然負けません。 ぜひご一緒に召し上がってみて下さい。 さらにこの一皿には、 秋口恒例のシェフの実家岡山からのフルーツシリーズとして 白桃も使っております。 限定品ですから、こちらは早い者勝ちです!! とまぁ、長くなりましたが「hommage à HAWAII」 密やかな夏の思い出にいかがでしょうか? 今年の夏はまだまだ終わりそうにありません。 まはーろ!!

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